糖質制限中だけど甘いものを食べたいと思うことありませんか。
糖質制限する理由は個人によって異なりますが、なかでも糖尿病患者は糖質を取りすぎると命に関わります。とはいっても、元々甘糖の人が全てを我慢するのは酷過ぎる…むしろ、ストレスが溜まって逆に体に悪いかもしれません。
そんな方々に救世主になりうるお菓子が誕生しました。
日本で初めて冷凍ホットケーキやチーズケーキを開発したリボン食品が、製造・販売している低糖工房シリーズです。
今回は低糖工房の低糖質シュークリームをご紹介します。
各メーカーのシュークリーム糖質比較
まずは、大手メーカーのシュークリームと比べていきます。
ちなみに、糖質は炭水化物-食物繊維という計算で求めることができます。シュークリームには食物繊維がほとんどはいっていないので、糖質=炭水化物ということにしておきます。
企業名 | 商品名 | 糖質 |
コージーコーナー | ジャンボシュークリーム | 40g |
シャトレーゼ | 糖質30%カットダブルシュークリーム | 15g |
ヒロタ | シュークリーム カスタード | 9g |
セブンイレブン | ミルクたっぷりとろりんシュー | 21.2g |
ファミリマート | 口どけ滑らかカスタードシュー | 18g |
ローソン | 大きなツインシュー | 23.7g |
モンテール | 牛乳と卵のシュークリーム | 17.6g |
低糖工房のシュークリームはプレーン味2.6g、チョコ味2.3gとかなり糖質が抑えられています。
しかし、シュークリーム1個の大きさが40gとかなり小さいですね。コージーコーナーのジャンボシュークリーム(80g)の約半分しかないのは残念な所です。
その他、市販のシュークリームの糖質を調べたところ40gあたり10g前後なので、低糖工房のシュークリームはびっくりする程糖質が低いですね。
ただし、低糖工房製品全体にいえますが、使用している甘味料がアセスルファムK、スクラロース、ネオテームと人工物のため、自然物しか取り入れたくない人にはお勧めできません。
これらの人工甘味料もごく少量しか入っていないので、問題はないとは思いますけどね。塩の方が少量でもよっぽど人体に影響をもたらします。
低糖工房シュークリームレビュー
ここからはシュークリームを実際に食べた感想を交えて紹介します。
まずは外見から
プレーン味
チョコ味
色は皮からしてチョコは黒いです。皮にもチョコレートが練りこまれています。先程も書きましたが、大きさは40gと小ぶりなので成人男性のこぶしとほぼ同じといった感じです。ちなみに、低糖工房のシュークリームは冷凍商品として送られてくるので、常温で自然解凍しなければなりません。電子レンジは質を落とし、失敗のリスクを背負うので、オススメできません。
中身を割ってみました。
プレーン味
チョコ味
中身はしっかりとクリームが詰まっていて、おいしそうです。皮も気泡などはほとんどなく、問題なさそう。
見た感じでは低糖シュークリームとは分かりません。
味の確認のために、食べてみた感想を紹介します。
プレーン味の感想
低糖なだけあって、甘さは相当控えられています。通常のシュークリームに比べ小さいものの、クリームがぎっしり入っているため、不満な気持ちにはなりません。
皮は結構固めで、パリッとしています。また、あっさりめのクリームとマッチしており、低糖とは感じられない出来です。
私のオススメな食べ方は、冷凍状態から1時間ほど常温に置き半解凍させてから食べる様にする事です。すると、雪見大福みたいな中身になり、外はデニッシュでかりっと、中は甘みのあるミルクアイスの味がしてかなり美味しいです。
チョコ味の感想
チョコ味も皮がパリッとしており、甘さが控えめです。
プレーンでは甘みが弱いのが物足りなかったんですが、チョコの場合はビターな感じがして逆に美味しいです。
むしろ、私は通常のシュークリームよりこちらのほうが好きです。原料を見てもココアパウダー、ココアバターを使用しており、随所に味がマッチングしています。
低糖系のお菓子は何個も食べましたが、トップクラスの味といっても過言ではないでしょう。
低糖工房シュークリームはレベルが高い
低糖シュークリームに対して期待値は高くなかったんですが、思ったより美味しくて驚きました。
甘さ控えめなところが大人にとっては逆に美味しく感じるかもしれません。
ただ問題は大きさと値段。
40gと小ぶりな大きさにもかかわらず、1個あたり345円と超高額です。
本当に甘いものが食べられず、やむおえず手を出さなければならない人以外はコスパが悪すぎますね…。もう少し手を出しやすい値段まで下げて欲しいと思いました。
