最近、乃木坂48が出演しているCMで話題のロカボーノ。
ロカボーノとは明治が「おいしくゆったり低糖質」をコンセプトに売り出している、低糖質デザート&飲料です。
CMでも結構頻繁にやっているので、明治は結構力入れているようです。
低糖質ということで、当サイトでも検証してみることにしました。
第1弾はプリンを検証します。
低糖質プリンだと森永の「おいしい低糖質プリン」が有名ですが、どのように差別化してきたのか。
比較しながら検証していきます。
低糖質プリン:森永VS明治。成分を比較してみました
まずは、大きさと成分を重点的に比較していきます。
明治ロカボーノ カスタードプリン | 森永 美味しい低糖質プリン | |
内容量 | 180g | 75g |
価格 | 138円(税抜) | 125円(税抜) |
エネルギー | 156kcal | 72kcal |
たんぱく質 | 2.0g | 1.7g |
脂質 | 10.2g | 5.6g |
糖質 | 2.3~4.8g | 3.6g |
食物繊維 | 27.7g | 0.2g |
ロカボーノの方が量が倍以上ありますが、値段はさほど変わらないのでおトクかもしれません。
成分は糖質はロカボーノが若干低いですが、ほとんどが似たり寄ったり。
しかし、食物繊維が大きく異なります。
美味しい低糖質プリンが0.2gに対して、ロカボーノ カスタードプリンは27.7g。
27.7g!?
低糖質スイーツの多くは大豆を原料にしたり、食物繊維を多く含む材料を使用することによって、糖質を抑えていることが多いのですが、それでも1食あたり食物繊維が27.7gも含まれている事はめったにありません。私ははじめてみました。
ちなみに食物繊維の塊ともいえるごぼうは100gあたり6.1g食物繊維が含まれています。
ごぼうで換算すると400g以上食べる計算に。ロカボーノのカスタードプリンは大体ごぼう3本分の食物繊維が入っていることになりますね。
このプリンを一個食べるだけで、便秘が一気に解消されそうな気がします。
原材料を比較してみました
次に原材料を比較してみました。
明治ロカボーノ カスタードプリン
食物繊維(イヌリン)、難消化性デキストリン、食用油脂、乳製品(脱脂粉乳、ナチュラルチーズ)、寒天、ゼラチン、食塩、卵黄粉末(卵を含む)/安定剤(増粘多糖類)、pH調整剤、香料、甘味料(スクラロース)、着色料(β-カロテン)
森永 おいしい低糖質プリン
植物油脂、乳製品、砂糖、カラメル、ゼラチン、寒天、粉あめ、卵加工品、洋酒、食塩、香料、乳化剤、甘味料(ソーマチン、アセスルファムk、スクラロース)、カロチン色素、糊料(ジェラン)
大きな違いは、ロカボーノがイヌリンと難消化性デキストリンを使用している点。
イヌリンと難消化性デキストリンとはトウモロコシやキク科の植物からとれる、食物繊維の塊みたいなもの。古くからダイエット食品の定番ともいえる、原材料です。
その他はあまり変わらないような気がします。
両方とも人工甘味料を使っているので、味自体はそんなに変わらないかもしれないですね。
ロカボーノのとろとろプリンが絶品
購入後、早速一口食べてみました。
一口食べた率直な感想は
あっ甘~~!!
ローカボとは思えないほどの甘さに「これは本当に低糖質なのか?」と疑いの目を向けたくなるレベル。
森永の美味しい低糖質プリンも甘かったですが、ロカボーノはもっと甘いです。
スプーンですくった感覚も、とろけるプリンと同じくらい柔らかく食べやすい!
ちなみに下にカラメルはありません。私はカラメルが嫌いなので助かりました。
森永の低糖質プリンはココナッツの香りが若干ありましたが、ロカボーノは特に何も感じませんでした。▲1歳の息子にもおすそ分け。美味しそうに食べていました。
高級スイーツとはいえないかな?
通常のプリンとして充分食べられますが、高級プリンと比較すると、卵の濃くや牛乳の甘みはかなり見劣りします。正直言って、高級プリンの方が圧倒的に美味しい事には間違いありません。
ロカボーノはプッチンプリンくらいの庶民的なプリンといった感じ。
それでも低糖質という時点で、企業努力に頭が下がりますし「ここまで表現できるのか?」と驚きも禁じ得ません。
もし、お近くで販売しているのであれば、一度手にとって食べてみても損はないと思います。
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